前章の「Chapter 2【すぐわかる】英語の品詞(part of speech)一覧|10種類」の動詞のコーナーで肯定文、否定文、肯定疑問文、否定疑問文について、「Chapter 3【すぐわかる】英語の5文型」で5文型についてお話ししてきました。
この章では、英語 5W1Hについて簡単に解説していきます。
when, where, why, who(whose), what(which), how
それぞれの時制の疑問文の先頭に「5W1H」を置き、より詳しい情報を尋ねる事ができる疑問文を作ります。
文法は、基礎なので頑張ってしっかり覚えましょう!
それでは、1つずつ解説していきます。
when(いつ)
when =「いつ」という意味です。
when発音記号は [wen] ウェン と読みます。
それぞれの時制の疑問文の先頭に「when」を置く。
※時制別の疑問文の文型は、「【すぐわかる】英語の品詞(part of speech)一覧|10種類」ページのbe動詞の4文型と6種類の時制別一般動詞の4文型をご確認ください。
「when」の後ろに続く疑問文の内容は、「いつ?」という疑問文を作ります。
When do you want to go there? (いつそこへ行きたいの?)
When did she get married? (いつ彼女は結婚したの?)
When will you marry me? (いつ結婚してくれますか?)
where(どこ)
where =「どこ」という意味です。
where発音記号は [(h)weər] (フ)ウェア と読みます。
それぞれの時制の疑問文の先頭に「where」を置く。
※時制別の疑問文の文型は、「【すぐわかる】英語の品詞(part of speech)一覧|10種類」ページのbe動詞の4文型と6種類の時制別一般動詞の4文型をご確認ください。
「where」の後ろに続く疑問文の内容は、「どこ?」という疑問文を作ります。
Where are you from? (出身はどこ?)
Where are you going? (どこへ行くの?)
Where can we go from now? (今から私達どこへ行ける?)
Where did you buy that shoes? (その靴どこで買ったの?)
why(なぜ)
why =「なぜ」という意味です。
why発音記号は [(h)waɪ] (フ)ワァイ と読みます。
それぞれの時制の疑問文の先頭に「why」を置く。
※時制別の疑問文の文型は、「【すぐわかる】英語の品詞(part of speech)一覧|10種類」ページのbe動詞の4文型と6種類の時制別一般動詞の4文型をご確認ください。
「why」の後ろに続く疑問文の内容は、「なぜ?」という疑問文を作ります。
Why is he famous? (なぜ彼は有名なの?)
Why do you think so? (なぜあなたはそう思うの?)
Why did you do that? (なぜあなたはそれをしたの?)
who(誰が/誰に、を)
who =「誰が/誰に(を)」という意味です。
who発音記号は [huː] フゥー と読みます。
「who」には、who(誰が?)とwho(誰に/を?)2通り使い方があります。
それぞれ別々に解説していきます。
「who」を先頭(主語)にしてその後に、それぞれの時制の肯定文または、否定文の主語を除いた動詞から続けます。
※時制別の肯定文と否定文の文型は、「【すぐわかる】英語の品詞(part of speech)一覧|10種類」ページのbe動詞の4文型と6種類の時制別一般動詞の4文型をご確認ください。
「who」の後ろに続く肯定文または、否定文の内容は、「誰が?」という疑問文を作ります。
Who don’t understand about this project? (このプロジェクト理解できないのは誰ですか?)
Who explained that situation? (誰がその状況を説明したの?)
Who will be the champion? (誰がチャンピオンになるだろう?)
それぞれの時制の疑問文の先頭に「who」を置く。
「who」の後ろに続く疑問文の内容は、「誰に/を?」という疑問文を作ります。
Who do you know? (あなたは誰を知ってる?)
Who did you meet last night? (昨日の夜、あなたは誰に会ったの?)
Who will she choose? (彼女は誰を選ぶだろう?)
whose(誰のもの/誰の〜)
whose =「誰のもの/誰の〜」という意味です。
whose発音記号は [huːz] フゥーズ と読みます。
「who」の所有格にあたります。
「whose」にも、「誰のもの?」と「誰の〜?」と2通り使い方があります。
それぞれ別々に解説していきます。
それぞれの時制の疑問文の先頭に「whose」を置く。
「whose」の後ろに続く疑問文の内容は、「誰のもの?」という疑問文を作ります。
Whose is that? (あれは誰のもの?)
Whose is this notebook? (このノートは誰のもの?)
Whose are the socks? (あのソックス誰のもの?)
「whose + 名詞」と組み合わせて「誰の(名詞)?」明確に、誰のなにか(物の名前)?とより詳細に尋ねる事ができます。
それぞれの時制の疑問文の先頭に「whose + 名詞」を置く。
「whose + 名詞」の後ろに続く疑問文の内容は、「誰の(名詞)?」という疑問文を作ります。
Whose pen is that? (それは誰のペンですか?)
Whose wallet is this? (これは誰の財布ですか?)
Whose permission do I need? (誰の許可が必要ですか?)
※permission[pərmɪ́ʃ(ə)n] (名詞~s | -z) 許可/認可
what(なに/なんの〜)
what =「なに/なんの〜」という意味です。
what発音記号は [(h)wʌt] (フ)ワット と読みます。
「what」にも、「なに?」と「なんの〜?」と2通り使い方があります。
それぞれ別々に解説していきます。
それぞれの時制の疑問文の先頭に「what」を置く。
「what」の後ろに続く疑問文の内容は、「なに?」という疑問文を作ります。
What do you do? (仕事は何をしていますか?)
What’s the difference? (違いは何?)
What did you say? (なんて言ったの?)
What will we do from now? (これから何する?)
「what + 名詞」と組み合わせて「なんの(名詞)?」明確に、なんのなにか(物の名前)?とより詳細に尋ねる事ができます。
それぞれの時制の疑問文の先頭に「what + 名詞」を置く。
「what + 名詞」の後ろに続く疑問文の内容は、「なんの(名詞)?」という疑問文を作ります。
What food do you like? (なんの食べ物が好きですか?)
What color are you favorite? (何色があなたのお気に入りですか?)
What size of shoes do you wear? (何サイズの靴を履いていますか?)
What kind of beer do you have? (なんの種類のビールがありますか?)
※「kind of 名詞」で「名詞の種類」という意味なります。
which(どれ/どの〜)
which =「どれ/どの〜」という意味です。
which発音記号は [(h)wɪt] (フ)ウィッチ と読みます。
例えば、国や教科やレストランのメニューなどは数が決まっているものなので「what」ではなく「which」を使います。
※色などは数える事ができないので「which」ではなく「what」を使います。
「which」にも、「どれ?」と「どの〜?」と2通りの使い方があります。
それぞれ別々に解説していきます。
それぞれの時制の疑問文の先頭に「which」を置く。
「which」の後ろに続く疑問文の内容は、「どれ?」という疑問文を作ります。
Which is mine? (どれが僕のもの?)
Which is your favorite? (どれがお気に入り?)
Which do you prefer? (どれがお好み?)
Which is the biggest mountain in Japan? (日本で一番高い山はどれ?)
「which + 名詞」と組み合わせて「どの(名詞)?」明確に、どのなにか(物の名前)?とより詳細に尋ねる事ができます。
それぞれの時制の疑問文の先頭に「which + 名詞」を置く。
「which + 名詞」の後ろに続く疑問文の内容は、「どの(名詞)?」という疑問文を作ります。
Which book is yours? (どの本があなたのもの?)
Which country do you like the most? (どの国が一番好き?)
Which subject are you good at? (どの教科が得意ですか?)
Which course is better? (どのコースが良いですか?)
how(どんな/どうやって/どのくらい〜)
how =「どんな/どうやって/どのくらい〜」という意味です。
how発音記号は [haʊ] ハァゥ と読みます。
方法や様態、程度などを尋ねる場合使います。
「how」にも、「どんな/どうやって?(方法や様態)」と「どのくらい〜?(程度)」の2通り使い方があります。
それぞれ別々に解説していきます。
それぞれの時制の疑問文の先頭に「how」を置く。
※時制別の疑問文の文型は、「【すぐわかる】英語の品詞(part of speech)一覧|10種類」ページのbe動詞の4文型と6種類の時制別一般動詞の4文型をご確認ください。
「how」の後ろに続く疑問文の内容は、「どんな/どうやって?(方法や様態)」という疑問文を作ります。
How are you? (元気?)
How was your weekend? (週末はどうだった?)
How do you feel? (気分はどう?)
How do you want to have your birthday party? (どんな誕生日パーティーしたい?)
How can I use this tool? (この道具どうやって使うの?)
「how + 形容詞/副詞」組み合わせて「どのくらい(形容詞/副詞)?」と何かの程度を尋ねる事ができます。
それぞれの時制の疑問文の先頭に「how + 形容詞/副詞」を置く。
「how + 形容詞/副詞」の後ろに続く疑問文の内容は、「どのくらい(形容詞/副詞)?」という疑問文を作ります。
How much 〜? (いくら?/どのくらいたくさんの?)数えられないものに対して。
How many 〜? (どのくらいたくさんの?)数えられるものに対して。
How old 〜? (何歳?/どのくらい古い?)年齢やものの古さを尋ねる
How tall 〜? (どのくらいの高さ?)高さを尋ねる。
How long 〜? (どのくらい長い?)時間、物の長さを尋ねる。
How far 〜? (どのくらい遠い?)距離を尋ねる。
How much is this? (これいくら?)
How many books do you have? (何冊本を持っていますか?)
How old are you? (何歳ですか?)
How tall is that building? (あのビルは、何メートルですか?)
How long is the wait? (どのくらい待ちますか?)
How far is it from here to your home? (ここからあなたの家までどのくらい距離ある?)
まとめ
「5W1H」を覚えるとグンと会話の幅が広がります。
多少英文法が間違っていても良いので、是非、積極的に使ってみて「5W1H」をマスターしましょう!
少しぐらい英文法が間違っていても意味は通じるものです。
失敗を恐れて、話さないことが一番良くないので、失敗を恐れずにドンドン実践の英会話の中から学んでいきましょう。
その時間の積み重ねが、一歩一歩着実に英語習得へ近づいていることを忘れないでください。
さあ、次は「Chapter 6【すぐわかる】命令文/There is 文/受動態文/感嘆文」です。
オンラインイングリッシュ.comでは、「Chapter 1【すぐわかる】英語の発音と発音記号マスター」~「Chapter 9【すぐわかる】英語 不定詞」を基礎英文法としてご紹介しています。
英語をマスターするためには、リスニングやスピーキングの練習が欠かせません。
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