【知らないと聞き取れない】want to 5つの意味と使い方|音声付き

黒板にwant toと5つの意味

学校では、want to ~を「~したい。」と習います。

確かにそうなのですが、

実際の英会話の中でwant to ~は、「~したい。」以外の使い方もたくさんします。

want to ~は、本当によく使われ、「~したい。」以外の意味と使い方を知っていないと、相手と会話や映画など観ている中で、「アレ?意味がわからない。」となってしまいます。

ここでは、よく使われる5つの意味と使い方を解説していきます。

使い方と意味だけ覚えれば良いので、この機会に是非覚えておきましょう。

※want to ~は、カジュアルな口語的な表現で、基本的に友達や家族などタメ語でOKな人に対して使います。

「~したい。」want to ~

妄想している外人女性
want to ~(~したい。)タメ口。

自分または、自分以外の誰かが「~したい。」という時に使います。

敬語を使う対象の人や場所では、wantの丁寧・敬語としてwould likeを使います。

※would likeについて詳しくは、would 3つの意味と7つの使い方ページの「~をください。/~はいかがですか?」&「~したいです。/~しませんか?」控えめで丁寧な言い方をご参照ください。

文型
主語 want to 動詞原型 ~.
(主語が~したい。)
※ want toの省略形 = wanna
例文
I wanna be a singer.(私は歌手になりたい。)

He wanna eat a pizza.(彼はピザが食べたい。)

I wanna make a reservation for 2 pm.(私は2時に予約したい。)

I just wanted to cry at that time.(私はあの時ただ泣きたかった。)

He wanted to drink a beer first.(彼は最初にビールが飲みたかった。)

What food do you wanna eat?(何の料理が食べたい?)

Do you wanna try this?(これ試してみたい?)

Did he wanna buy my car?(彼は私の車買いたかったの?)

※音声は、シャドーイングできるよう間隔を空けています。

「(人)に~してもらいたい。」want 人 to ~

親指で2つグッドサイン
want 人 to ~(人に~してもらいたい。)タメ口。

誰かに「~してもらいたい。」という時に使います。

前章、want to ~(~したい。)同様、敬語を使う対象の人や場所では、wantの丁寧・敬語としてwould likeを使います。

文型
主語 want 人(目的格) to 動詞原型 ~.
(主語が人(目的格) に~してもらいたい。)
例文
I want you to stay here.(あなたにここに居てもらいたい。)

I want him to teach me English.(私は彼に英語を教えてもらいたい。)

She want her brother to help her with her homework.(彼女は兄に宿題を手伝って欲しかった。)

Mike wanted you to come there.(マイクはあなたにそこへ来て欲しかった。)

My mom wanted me to help her with the window cleaning yesterday.(昨日母は私に窓掃除を手伝って欲しかった。)

「~してくれない?」Do you want to ~?

手を合わせてお願いしている外人男性
Do you want to ~?(~してくれない?)タメ口。

相手に「~してくれない?」と何かを頼む時に使います。

Can you ~?(~できる?)よりフレンドリーなニュアンスの口語的な表現になります。

※「~してくれない?」の丁寧・敬語の表現について詳しくは、would 3つの意味と7つの使い方ページの「~してくれませんか?/~しませんか?」控えめで丁寧な依頼とcould 3つの意味と5つの使い方ページの「~して頂けませんか?/~してもよろしいでしょうか?」控えめで丁寧な依頼・許可ご参照ください。

Do you want to ~?主語がyouで疑問文時だけ、「~したい?」から「~してくれない?」と依頼・お願いの意味へ変化します。

例えば、下記の

Do you wanna help me?
( あなたは手伝いたい?❌)
➡︎(手伝ってくれない?⭕️)

「あなたは~したい?」と訳すと「あなたは手伝いたい?」なんか変な意味になってしまいますよね。

この場合、「あなたは~したい?」➡︎ 話し手の「~をして欲しい。」という思いが込められた願望を表した表現となります。

日本語でも、なんの予兆もなく突然、「あなたは~したい?」と尋ねる時は、大抵「~をして欲しい。」という思いがあるから尋ねますよね。

そんな感じで、

「~したい?」➡︎「~してくれない?」

逆に、

Do you wanna go to dinner tomorrow?
(明日ディナー行きたい?⭕️)
➡︎(明日ディナー行ってくれない?❌)

「~してくれない?」だと「明日ディナー行ってくれない?」となり意味がおかしくなるのであり得ません。

Do you want to ~?主語がyouで疑問文時だけ、どの意味なのかを状況や話の内容に応じて判断しましょう。

文型
Do you want to 動詞原型 ~?
(~してくれない?)
例文
Do you wanna buy this one for me?(これ買ってくれない?)

Do you wanna go to turn on the TV?(テレビつけてくれない?)

Do you wanna go to buy my cigarette?(僕のタバコ買いに行ってくれない?)

Do you wanna call NTT to ask the wi-fi problem?(NTTに電話してwi-fiが調子悪い件尋ねてくれない?)

Do you wanna order while I go to the bathroom?(トイレに行ってる間に注文してくれない?)

「~しない?」Do you want to ~?

ビールジョッキを持った外人女性3人
Do you want to ~?(~しない?)タメ口。

何かを「~しない?」と誰かを誘う時に使います。

敬語を使う対象の人や場所では、Do you want to ~?の丁寧・敬語としてWould you like to ~?を使います。

※Would you like to ~?について詳しくは、would 3つの意味と7つの使い方ページの「~をください。/~はいかがですか?」&「~したいです。/~しませんか?」控えめで丁寧な言い方をご参照ください。

前章、Do you want to ~?(~してくれない?)と同じ理由、

「あなたは~したい?」➡︎ 話し手の「~をして欲しい。」という思いが込められた願望を表した表現から、

「~したい?」➡︎「~しない?」

Do you want to ~?主語がyouで疑問文時だけ、3つの内のどの意味なのかを状況や話の内容に応じて判断しましょう。

文型
Do you want to 動詞原型 ~?
(~しない?)
例文
Do you wanna go out for a drink?(いっぱい飲みに行かない?)

Do you wanna come to our party?(私たちのパーティーに来ない?)

Do you wanna play the Mariocart with me?(マリオカート一緒にしない?)

Do you wanna go out for dinner tonight?(今夜食事に出かけない?)

Do you wanna go to see the movie in this weekend?(今週末映画見に行かない?)

「~した方がいい。」You want to ~.

ADVISEの文字と2つ人形
You want to ~.(~した方がいい。)タメ口。

You might want to ~.(~した方がいいかもしれない。)丁寧で控えめ。

相手に「~した方がいい。」と何か助言やアドバイスをする時に使います。

この言い方は、You want to ~.と肯定文または、否定文で主語がYouの時だけ使うことができます。
※疑問文などでは、使えません。

should(~した方がいい。)と同じ意味ですが、「You want to 〜. 」は相手にはっきり「~した方がいい」と助言をするというニュアンスがあり、should(~した方がいい。)よりフレンドリーで強い助言の口語的な表現になります。

might(~かもしれない。)を間に付けると丁寧で控えめな言い方になります。

主語がYouのYou want to ~.の場合は、話し手と聞き手が直に話しています。

「あなたは~したい?」と疑問文で言うことは、できますが「あなたは~したい。」と肯定文で相手に言われると、催眠術もしくは、マインドコントロールされている様に感じます。

この場合、「あなたは~したい。」という相手の気持ちを代弁して伝えて気付かせる様な表現となります。

そんな感じで、

「~したい?」➡︎「~した方がいい。」

You wanna take medicine before sleeping.
(あなたは寝る前に薬を飲みたい。❌)
➡︎(寝る前に薬を飲んだ方がいいよ。⭕️)

You don’t wanna do that.
(あなたはそれをやりたくない。❌)
➡︎(それをやらない方がいいよ。⭕️)

mightでワンクッション入れて控えめな「~した方がいいよ。」

You might want to watch this movie.
(あなたはこの映画が見たいかも。❌)
➡︎(この映画見た方がいいかもしれない。⭕️)

文型
・You want to 動詞原型 ~.
(~した方がいい。)

・You might want to 動詞原型 ~.
(~した方がいいかもしれない。)
例文
You wanna ask him about that.(それについては彼に聞いた方がいいよ。)

You don’t wanna tell her about that.(その件に関しては彼女に伝えない方がいいよ。)

You want to wake up early tomorrow.(明日ははやく起きた方がいいよ。)

You might want to explain about that to him.(彼にそのこと説明した方がいいかもしれない。)

You might not want to make excuses about your mistake.(あなたの間違いに関しては言い訳しない方がいいかもしれない。)

まとめ

・Do you want to ~?
(~したい。)か(~しない?)か(~してくれない?)タメ口。

主語がyouの疑問文の時だけ、want to ~は、3つの意味がある。

・You want to ~.
(~したい。)か(~した方がいい。)タメ口。

主語がyouの肯定文の時だけ、want to ~は、2つの意味がある。

・want 人 to ~
(人に~してもらいたい。)タメ口。

誰かに「~してもらいたい。」という時の使い方。

上記の3つ覚えておけばあとは、全部want to ~(~したい。)です。

実際に英会話の中でwant to ~を使って(アウトプット)しっかりマスターしましょう。

言語の習得には、それなりの学習(インプット)と会話(アウトプット)が必要不可欠です。

学習(インプット)だけでは、時間の経過とともに忘れてしまったり、実際の英会話の中で反射的に聞き取ったり、話せたりはできません。

時間が経っても忘れないためには、実際に英会話の中で口に出してアウプットすることがとても重要です。

加えて、実際の英会話の中から英単語の発音を自分の耳で確認し、それを体に染み込ませる。

会話は、TOEICなどのテストではないので考える時間はありません。

学習(インプット)も大事ですが、「英語は頭で覚えるのではなく耳と口で覚えろ」と言われており、英語での会話(アウトプット)が、それ以上大事と言えます。

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