今回は、関係代名詞(which, who, that, what)について解説していきます。
関係代名詞は英語で「relative pronoun」”リラティブ プロナウン”と言います。
関係代名詞をマスターすると長文が作れたり、ネイティブらしい言い回しができるので頑張って覚えましょう!
関係代名詞は、2つの文を繋ぐとき前の文中にある名詞(先行詞)に何か他の情報を追加説明するときの繋ぎ役として使います。
情報を追加説明されている対象の名詞(不定詞の直前の名詞)を先行詞といいます。
先行詞
I have a pen which my mom gave me.
関係代名詞
(私はペンを持っていますそのペンは母が私にくれた物です。)
ルールはこの先行詞の後ろに関係代名詞を使い情報を追加説明することです。
which(その[動物/物/こと]は、)
先行詞が動物、物、こと、に対しては、「which」を使います。
「which」を(その[動物、物、こと]は、)という意味で使います。
(whichが目的語として使われているとき)
2. 先行詞 + which + 動詞 + 〜.
(whichが主語として使われているとき)
「which」の後に、主語があるかないかの2通りの形で使います。
1. 先行詞 + which + 主語 + 動詞 + 〜.
難しく考えずに、先行詞に情報を追加説明するとき、主語が必要な場合。
I have a very interesting book which my father bought me.(私はとても面白い本を持っていますその本は父さんが買ってくれました。)
There is a lemon in the fridge which I brought last night.(冷蔵庫の中にレモンがありますその物は昨日私が持ってきた物です。)
先行詞に情報を追加説明するとき、主語が必要ない場合。
My mom bought me a book which is very interesting.(私の母さんが本を買ってくれたその本はとても面白いです。)
I have a dog which has blue eyes.(私は、犬を飼っていますその犬は青い目をしています。)
who(その人は、)
先行詞が人に対しては、「who」を使います。
「who」を(その人は、)という意味で使います。
「who」は特殊で「which」,「that」,「what」などと違い、目的格の「whom(誰を)」が存在しますので下記の様になります。
(whoが目的語として使われているとき、whoの目的格whomを使う)
※厳密な文法的に「whom」を使うだけ、「who」を使っても全然伝わります。
目的格の「whom」を使うだけで意味等はまったく一緒、変わりません。
2. 先行詞 + who + 動詞 + 〜.
(whoが主語として使われているとき)
「who」の後に、主語があるかないかの2通りの形で使います。
1. 先行詞 + whom + 主語 + 動詞 + 〜.
「which」と同じ様に、先行詞に情報を追加説明するとき、主語が必要な場合。
We have guests whom we had the meeting last Monday.(私達は、ゲストを迎えるその人は、先週の月曜日にミーティングした人です。)
Do you remember him whom we have met him before at ABC company.(彼を覚えて?る私たちが以前ABCカンパニーで会った。)
2. 先行詞 + who + 動詞 + 〜.
先行詞に情報を追加説明するとき、主語が必要ない場合。
I know him who is standing in front of 7-11.(7-11の前に立っている彼を知っています。)
You are the person who makes me smile.(あなたがその人です私を笑顔にする人。)
He is the kind of person who is so strong.(彼はとても強い人間です。)
that(それは、)
先行詞が人の(who)でも、先行詞が動物、物、こと、の(which)でも両方に使うことができます。
2. 先行詞 + that + 動詞 + 〜(thatが主語として使われているとき)
「that」の後に、主語があるかないかの2通りの形で使います。
1. 先行詞 + that + 主語 + 動詞 + 〜.
「which」と同じ様に、先行詞に情報を追加説明するとき、主語が必要な場合。
There is a lemon in the fridge that I brought last night.(冷蔵庫の中にレモンがありますそれは、昨日私が持ってきた物です。)
Do you remember him that we have met him before at ABC company.(彼を覚えてる?それは、私たちが以前ABCカンパニーで会った。)
2. 先行詞 + that + 動詞 + 〜.
先行詞に情報を追加説明するとき、主語が必要ない場合。
I know him that is standing in front of 7-11.(7-11の前に立っている彼を知っています。)
I have a dog that has blue eyes.(私は、犬を飼っていますその犬は青い目をしています。)
what(その[不特定のもの/こと]は、)
「what」は不特定の何かに対して使います。
この関係代名詞の「what」は、(what = the thing[s] that) という意味で使われ日本語では「その[不特定のもの/こと]は、」という意味になります。
ですので、省略されていますが、先行詞は「the thing(s)」となり
の使い方だけとなります。
You know what I mean?(私の言ってることわかる?)
I don’t know what she did.(私は彼女が何をやったか知りません。)
That’s exactly what I wanted to say.(私が言いたかったことはまさにそれです。)
その他(5W1H)
その他(5W1H)も関係代名詞ではありませんが、関係副詞や接続詞として「when(〜の時)」「where(〜の場所)」「why(〜の理由)」「how(〜の方法)」という意味で、下記の様に関係代名詞のような使い方ができます。
※5W1Hに関して詳しくはは、「【すぐわかる】英語 5W1H」ページをご覧ください。
Please text me when you are available.(あなたの都合の良い時メールしください。)
I don’t know where he live.(彼がどこに住んでいるか知らない。)
That’s why I told you.(だからあなたに伝えてたでしょ。)
I don’t know how I can do that.(どうやったらそれができるかわからない。)
まとめ
関係代名詞は、思っているより簡単です。
難しく考えずに、積極的に会話の中で使って、ちゃちゃっと慣れちゃいましょう!
さあ、いよいよ次は基礎英文法最終章の「Chapter 9【すぐわかる】英語 不定詞」です。
モチベーションを下げずに頑張ってマスターしましょう!!
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どっちも使えるのなら関係代名詞は、「that」だけでいいんじゃない?
と思うかもしれませんが、「that」は関係代名詞以外でも非常によく使う単語のため、同じ文中に何個も「that」できてしまうことがあります。
その場合、文がおかしくなってしまうので、なるべく関係代名詞は「which」か「who」を使う様にしましょう。