【すぐわかる】must have 過去分詞|意味と使い方

複数の時計の前に女性横顔とmust have文字

英語で「must have 過去分詞」は、「~だったに違いない。」「~ではなかったに違いない。」確信が強い推量の意味で日常でもよく使われます。

短縮系と発音、文型を交えてmust have の説明し、must have 過去分詞 使われる場面を例文と共にわかりやすく解説していきます。

must have の説明

mustは、大きく分けて下記の2つの意味があります。

①(義務[肯定文])「~しなければならない。」/(禁止[否定文])「~してはならない。」

②(強い推量)「~に違いない。」

簡単に言うと、must haveは、②(強い推量)「~に違いない。」意味のmustの過去形です。

※①(義務[肯定文])「~しなければならない。」/(禁止)[否定文]「~してはならない。」意味のmustの過去形は、英文法上使えません。(代用として、had to ~ が使われます。)

must 動詞原形 (~に違いない。) = 現在

must have 過去分詞 (~だったに違いない。) = 過去

②(強い推量)「~に違いない。」mustは、現在の確信が強い推量の意味を指します。

may・might(~かもしれない。)などと違い、ほぼ間違いないと断言できる意味を持っている点に注意しましょう。

※助動詞の推量の強さについて詳しくは、下記の[助動詞の可能性の確率]をご確認ください。

[助動詞の可能性の確率]
(低い) could, might, may, can, should, ought to, would, will, must (高い)

mustには、過去形が存在しません。

過去のことを指す ➡︎「~だったに違いない。」

という意味で、「must have 過去分詞」が、②(強い推量)「~に違いない。」mustの過去形として使われます。

「~だったに違いない。」や「~ではなかったに違いない。」と過去のことを振り返り確信があり強い推量で話す時に使います。

must時制の説明図

must haveも必ず過去完了形で使う必要があるので動詞の過去分詞とセットで使います。

must have 過去分詞 ~
(~過去分詞だったに違いない。)

 [文型] 
主語 must have 過去分詞 ~.
(主語が~過去分詞だったに違いない。)

主語 mustn’t have 過去分詞 ~.
(主語が~過去分詞ではなかったに違いない。)

※過去分詞について詳しくは、【すぐわかる】英語 不規則変化動詞一覧表ページと【すぐわかる】動名詞(ing)/過去分詞(ed)/比較最上級(er, est)ページの~ed(過去分詞)をご参照ください。

must have 短縮形と発音

must haveの短縮形をmust’ve。

発音をmust’ve(マスタヴ)と言います。

mustn’t haveの短縮形をmustn’t’ve。

発音をmustn’t’ve(マスンタヴ)と言います。

 短縮形 
must have ➡︎ must’ve

must not have ➡︎ mustn’t have ➡︎ mustn’t’ve

 発音 
must’ve ➡︎ mʌ́stəv(マスタヴ)

mustn’t’ve ➡︎ mʌ́sntəv(マスンタヴ)

must have 過去分詞 使われる場面

「~だったに違いない。」「~ではなかったに違いない。」確信が強い推量

推量している外人男性

例文
She must’ve been tired yesterday.(彼女昨日疲れていたに違いない)

He must’ve been angry with you.(彼はあなたに腹を立てていたに違いない。)

She must’ve forgotten that.(彼女はそれ忘れていたに違いない。)

Your boyfriend must’ve been cheating on you.(あなたの彼浮気していたに違いない。)

He mustn’t have known her name.(彼は彼女の名前を知らなかったに違いない。)

She mustn’t have studied hard when she was a student.(彼女学生の頃一生懸命勉強してなかったに違いない。)

Your husband mustn’t have been feeling well at that time.(あなたの旦那あの時体調が悪かったに違いない。)

※音声は、シャドーイングできるよう間隔を空けています。

まとめ

「~だったに違いない。」や「~ではなかったに違いない。」は、日本語でもよく使います。

覚えるのは、「must have 過去分詞」これだけです。

ほぼ間違いないと断言できる意味を持っている点には注意しましょう。

覚えるだけでは、時間が経つとともに忘れてしまいます。

「must have 過去分詞」を英会話の中でどんどん使って忘れない様に、しっかり身につけましょう。

【すぐわかる】would have 過去分詞|意味と使い方ページと【すぐわかる】could have 過去分詞|意味と使い方ページ【すぐわかる】should have 過去分詞|意味と使い方ページも同時進行で、ご覧頂けるとより一層理解が深まります。

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