【すぐわかる】英語の品詞(part of speech)一覧|10種類

黒板にの品詞10種類

英語の品詞 (part of speech in English)

品詞とは、名詞や形容詞、副詞などといった単語を文法上で分類した種別の総称です。

英語で、この品詞のことを part of speech と言います。

英語も日本語も、私たちが何気なく話している会話は、この品詞の組み合わせでできています。

英語には、以下の10種類の品詞 (the ten parts of speech in English) があります。

下記の「e.g.」は(例)、「, etc.」は(〜など。)、よく使われる英語表記です。
(2つセットで出てくるので覚えておきましょう。)

・ e.g. (例)
本来は、exempli gratia(ラテン語)の略字ですが、英語の「for example」の意味で使われ、読み方も「e.g.」”フォーエグザンポー“と読みます。

・ , etc. (〜など。)
et cetera(ラテン語)の略字で、「, etc.」”エトセタァラ“と読みます。
※et ceteraのetは、andの意なので「and etc.」では使いません。全てカンマ(,)で区切ります。

[日本語表記] ➡︎ 例 A、B、C、 など。

[英語表記] ➡︎ e.g. A, B, C, etc.

それでは、1つずつ品詞を説明していきます。

冠詞 (article)

黒板に冠詞
英語のルールで、名詞は、単数なのか複数なのかを冠詞または、複数形のsを使って、表さないといけません。

冠詞とは、このルールに従って名詞の直前に置く、「an」「a」「the」この3つだけのことです。

英語では、冠詞を「article」”アーティクル”と言います。

・冠詞「an」「a」は、名詞の直前に置き、その名詞が単数(1つ)であることを表します。
(複数の場合は、複数形のsをつける。)

・冠詞「the」は、話し相手と1度話していて、双方共通でその名詞が特定できる状態の「あの〜」という意味になり、名詞の直前に置きます。

なので、冠詞「an」「a」は、話し相手との会話の中で、初めて使う時に使い、2回目以降は、双方共通で特定できる状態なので、冠詞の「the」を使います。

この、「an」「a」「the」のルールの詳細は以下の通りです。

1. an (1つの〜)
直後の名詞の一番先頭のスペルが「a」「i」「u」「e」「o」母音の時、「1つの〜」という意味で、その名詞の直前につけます。

2. a (1つの〜)
直後の名詞の一番先頭のスペルが「a」「i」「u」「e」「o」母音以外の時、「1つの〜」という意味で、その名詞の直前につけます。

3. the (あの〜)
その名詞を話し相手とすでに1度話していて、双方共通で特定できる状態の時、「あの〜」という意味で、その名詞の直前で使います。
※theは直後の名詞の一番先頭のスペルが「a」「i」「u」「e」「o」母音の時は、「the」”ズィ”、そうでない時は「the」”ザ”と発音します。

・簡単にいうと、会話の中で1回目に使う名詞には、「an」か「a」で、会話の中で2回目以降に使う名詞には、「the」です。

・直後の名詞の一番先頭のスペルが「a」「i」「u」「e」「o」母音の時は、「the」は、「ズィ」と発音が変わる。

名詞 (noun)

黒板に名詞
名詞とは、さまざまなものの名前です。

英語では、「noun」”ナウン”と発音し、辞書の表記は「n.」です。

名詞の文中の位置は、主語S、目的語O、補語Cとのさまざまな場所で使われます。
※主語S、目的語O、補語C、について詳しくは、「【すぐわかる】英語の5文型」ページの主語S / 動詞V / 目的語O / 補語C / 修飾語Mをご覧ください。

名詞は、可算名詞(countable noun)と不可算名詞(uncountable noun)の2種類があります。

前の冠詞の章の中でも触れましたが、英語のルールで、名詞は、単数なのか複数なのかを表さないといけないので、可算名詞と不可算名詞の2種類に分かれています。

可算名詞(countable noun)

可算名詞とは、1つ、2つ、3つと数えることのできる名詞のことです。

辞書の表記は、「C」です。

可算名詞には、その可算名詞が1つだけの単数の場合、冠詞の「an」「a」「the」を名詞の直前につけます。

また逆に、その可算名詞が1つ以上の複数の場合、冠詞の「an」「a」はつけず、名詞の語尾に「s」をつけます(これを複数形のsと言います)。

冠詞の「the」は、名詞が複数形のsの場合も、「the」をつけます。
可算名詞が1つだけの単数の場合の例
an apple, a cat, the dog, etc.
可算名詞が複数の場合の例
apples, cats, dogs, the apples, the cats, the dogのs, etc.

不可算名詞(uncountable noun)

不可算名詞とは、物体のないもの(液体や天気、そのものの総称など)数えることのできない名詞のことです。

辞書の表記は、「U」です。

不可算名詞には、冠詞の「an」「a」を名詞の直前につける必要はなく、不可算名詞そのままで良い。

不可算名詞の例
water, coffee, rain, summer, Tokyo, moneyなどです。

代名詞 (pronoun)

黒板に代名詞
代名詞とは、名詞の代用語です。

英語では、「pronoun」”プロナウン”と発音し、辞書の表記は「pron.」です。

例えば、下記の「彼は、マイクです。」という文章。

He is Mike.(彼はマイクです。)

「He」が「Mike」の代用語になっています。

このように、「I」,「You」,「He」,「She」などや、「This」,「That」,「It」などが代名詞です。

下記は人称代名詞一覧表です。とても重要なので、必ず全て覚えてください。

人称 主格
(〜は)
所有格
(〜の)
目的格
(〜を、に)
所有代名詞
(〜のもの)
一人称単数
(私)
I my me mine
二人称単数
(あなた)
you your you yours
三人称単数
(彼、男性)
he his him his
三人称単数
(彼女、女性)
she her her hers
三人称単数
(それ、人間以外)
it its it
一人称複数
(私達)
we our us ours
二人称複数
(あなた達)
you your you yours
三人称複数
(それら、彼達、彼女達)
they their them theirs
単数 複数
this (これ) these (これら)
that (あれ) those (あれら)

上記代名詞以外にも、代名詞はありますが、その他の代名詞は、数も少ないので名詞の代用語と覚えていれば大丈夫です。

動詞 (verb)

黒板に動詞
動詞とは、動きや状態を表す文の述語です。

英語では、「verb」”ヴァーブ”と発音し、辞書の表記は「V」です。

英文の構成は、英語の5文型のいずれかで構成されています。

動詞はこの5分型すべての分型に使われます。

しかも、英語には、日本語にはない「時制」というものがあり、この「時制」は動詞を使って表しますので動詞は、品詞の中でも最も重要です。

全ての「時制」の紹介は、ここでは無理ですので、基本となる6種類の時制」(未来形、現在完了形、現在形、現在進行形、過去形、過去進行形)をまじえて、簡単にご紹介します。
(日常英会話レベルであれば、この「6種類の時制」を知っていれば、十分話せます。残りの時制も全く違うものではなく、この「6種類の時制」に少し改良を加えたようなもので、ほぼほぼ使いません。)

少し難しいですが、頑張って覚えましょう!

動詞には、be動詞とbe動詞以外の一般動詞の2種類があります。

まずは、be動詞から解説していきます。

be動詞

日本の学校では、be動詞の意味を「〜です。」または「ある。/いる。」と習いますが、ネイティブスピーカーいわく、be動詞の意味は「=

主語(S)とその後ろにある目的語(O)や補語(C)などをイコールで繋ぐと覚えたほうが良いです。

基本となるbe動詞の「6種類の時制」(未来形、現在完了形、現在形、現在進行形、過去形、過去進行形)を人称別に表にしてまとめました。

下記はbe動詞6種類の時制一覧表です。とても重要なので、必ず全て覚えてください。

人称 未来形 現在完了形 現在形 現在進行形 過去形 過去進行形
1人称単数
(I)
will be have been am am ~ing was was ~ing
2人称単数
(you)
are are ~ing were were ~ing
3人称単数
(he)
is is ~ing was was ~ing
3人称単数
(she)
3人称単数
(it, this, that)
1人称複数
(we)
are are ~ing were were ~ing
2人称複数
(you)
3人称複数
(they, these, those)

上記be動詞6種類の時制一覧表をみてわかるように、4つの法則があります。

この4つの法則を覚えていれば、全部を丸暗記する必要はありません。

1. 現在形「am/is」➡️ 過去形「was」。

2. 現在形「are」➡️ 過去形「were」。

3. 現在進行形/過去進行形 ➡️ be動詞 + 一般動詞(ing)。

4. 未来形/現在完了形は、全人称統一で、未来形「will be」、現在完了形「have been」。

次に、be動詞の「肯定文、否定文、肯定疑問文、否定疑問文」4文型を簡単に説明します。

be動詞の4文型
肯定文(〜です/ある/いる)
[主語 + be動詞]

否定文(〜ではない/ない/いない)
[主語 + be動詞not]

肯定疑問文(〜ですか?/あるか?/いるか?)
[be動詞 + 主語]

否定疑問文(〜ではない?/ない?/いない?)
[be動詞not + 主語]

※否定文は「not」をつける、疑問文はbe動詞を先頭に持っていくだけです。

※適切な時制のbe動詞を使います。

be動詞の後に続く文の構成については、「【すぐわかる】英語の5文型」をご参考ください。

be動詞の4分型 例文
I’m here. (私はここです。)
I’m not a lady boy. (僕はオカマじゃないです。)
Are you already there? (もうそこにいる?)
Are you busy? (忙しい?)
Aren’t you sleepy? (眠くないの?)

一般動詞

上記、be動詞以外が、全て一般動詞となります。

一般動詞は無数に存在するのでまずは、よく使う一般動詞から覚えて徐々に一般動詞のボキャブラリーを増やしていきましょう。

6種類の時制」別での、一般動詞の「肯定文、否定文、肯定疑問文、否定疑問文」4文型とそのルールを簡単に説明していきます。

現在形
肯定文(〜する。)

[主語 + 一般動詞]
[主語 + 一般動詞s](主語が3人称単数で現在形の時だけ3単現の「s」をつけます。)

否定文(〜しない。)
[主語 + don’t + 一般動詞]
[主語 + doesn’t + 一般動詞](3単現の「s」の場合のみ)

肯定疑問文(〜するの?)
[Do + 主語 + 一般動詞]
[Does + 主語 +一般動詞](3単現の「s」の場合のみ)

否定疑問文(〜しないの?)
[Don’t + 主語 + 一般動詞]
[Doesn’t + 主語 +一般動詞](3単現の「s」の場合のみ)

主語の3人称単数の確認は、be動詞6種類の時制一覧表をご参照ください。

※doesに3単現の「s」含まれているのでdoesがある時はその一般動詞に3単現の「s」はつけない。

※doesn’tはdoes notの短縮形。

※疑問文の発音は文の語尾を上げる⤴️こと。

現在進行形&過去進行形
肯定文(今〜している最中。)&(過去〜していた最中。)

[主語 + be動詞 + 一般動詞ing]

否定文(今〜している最中ではない。)&(過去〜していた最中ではなかった。)
[主語 + be動詞 + not + 一般動詞ing]

肯定疑問文(今〜している最中なの?)&(過去〜していた最中だったの?)
[Be動詞 + 主語 + 一般動詞ing]

否定疑問文(今〜していない最中なの?)&(過去〜していた最中ではなかったの?)
[Be動詞 + not +主語 + 一般動詞ing]

be動詞の現在形、過去形の確認は、be動詞6種類の時制一覧表をご参照ください。

※現在進行形には現在形のbe動詞、過去進行形には過去形のbe動詞を使うこと。

※過去進行形の場合、be動詞に過去の意味があるので一般動詞は過去形にしない。

※疑問文の発音は文の語尾を上げる⤴️こと。

現在完了形
肯定文(〜を完了している。〜を継続している。〜した経験がある。)
[主語 + have + 過去分詞]
[
主語 + has + 過去分詞](3単現の「s」の場合のみ)

否定文(〜を完了していない。〜を継続していない。〜した経験がない。)
[主語 + haven’t + 過去分詞]
[
主語 + hasn’t + 過去分詞](3単現の「s」の場合のみ)

肯定疑問文(〜を完了していますか?〜を継続していますか?〜した経験がありますか?)
[Have + 主語 + 過去分詞]
[Has +
主語 + 過去分詞](3単現の「s」の場合のみ)

否定疑問文(〜を完了していないの?〜を継続していないの?〜した経験がないの?)
[Haven’t + 主語 + 過去分詞]
[Hasn’t + 主語 + 過去分詞](3単現の「s」の場合のみ)

※現在完了形は「完了」「継続」「経験」の3つの意味があります。

※「ed」を語尾に付けて過去形、過去分詞を作るには、「【すぐわかる】動名詞(ing)/過去分詞(ed)/比較最上級(er, est)」ページの「ed」の付け方のルールをご確認ください。(不規則変化動詞は例外。)

※過去形と過去分詞が独自の綴りの不規則変化動詞に関しては、「【すぐわかる】英語 不規則変化動詞一覧表|発音声付き」ページをご参照ください。
e.g. take-took-taken, go-went-gone, etc.

※疑問文の発音は文の語尾を上げる⤴️こと。

過去形
肯定文(〜した。)

[主語 一般動詞ed]

否定文(〜しなかった。)
[主語 didn’t + 一般動詞]

肯定疑問文(〜したの?)
[Did + 主語 +一般動詞]

否定疑問文(〜しなっかたの?)
[Didn’t +
主語 +一般動詞]

※didに過去の意味があるので、didがある時は一般動詞に「ed」はつけない。

※「ed」を語尾に付けて過去形、過去分詞を作るには、「【すぐわかる】動名詞(ing)/過去分詞(ed)/比較最上級(er, est)」ページの「ed」の付け方のルールをご確認ください。(不規則変化動詞は例外。)

※過去形と過去分詞が独自の綴りの不規則変化動詞に関しては、「【すぐわかる】英語 不規則変化動詞一覧表|発音声付き」ページをご参照ください。
e.g. take-took-taken, go-went-gone, etc.

※疑問文の発音は文の語尾を上げる⤴️こと

未来形
肯定文(未来〜する。)

[主語 + be動詞 going to + 一般動詞](既に決まっている事。)
[主語 + will + 一般動詞](今決めた事。)

否定文(未来〜しない。)
[主語 + be動詞 not going to + 一般動詞](既に決まっている事。)
[主語 + won’t + 一般動詞](今決めた事。)

肯定疑問文(未来〜するの?)
[Be動詞 + 主語 + going to + 一般動詞](既に決まっている事。)
[Will + 主語 +一般動詞](今決めた事。)

否定疑問文(未来〜しないの?)
[Be動詞 + not + 主語 + going to + 一般動詞](既に決まっている事。)
[Won’t + 主語 + 一般動詞](今決めた事。)

※won’tはwill notの短縮形。

※疑問文の発音は文の語尾を上げる⤴️こと。

現在進行形(今〜している最中。) + 未来の日付
[主語 + be動詞 + 一般動詞ing + 未来の日付]
も未来の予定がすでに決まっていて手配までされている状態として、最も確実な未来の予定表すことができる未来形文として使われます。
(例)
I’m working tomorrow. (明日は仕事です。)

一般動詞の後に続く文の構成については、「【すぐわかる】英語の5文型」をご参考ください。

一般動詞の例
have(持っている、食べる), do(する), get(得る、到着する), take(取る), give(与える), go(行く), make(作る), know(知っている), like(好きである), live(住んでいる、生きている), want(欲しい), buy(買う), come(来る), write(書く), drink(飲む), eat(食べる), speak(話す), work(働く), stand(立つ), help(助ける), look(見る), read(読む), run(走る), meet(会う), move(動く), play(遊ぶ、スポーツや演奏をする), send(送る), sing(歌う), swim(泳ぐ), wait(待つ), walk(歩く), wash(洗う), etc.
一般動詞の例文
I live in Tokyo. (私は東京に住んでいます。)
Do you believe in God? (あなたは神の存在を信じますか?)
I’m playing games. (ゲームしてる最中です。)
Were you watching TV around 7 pm last night? (昨日の夜7時頃テレビ見てた最中だったの?)
I have been to N.Y. (私はニューヨークへ行ったことがあります。)
Have you ever seen ghosts? (幽霊見たことありますか?)
She cooked my breakfast. (彼女が、僕の朝食作った。)
I didn’t notice. (気づかなかった。)
Did you hear that sound? (あの音聞いた?)
Are you going to leave Japan on 12th Dec? (あなたは12月12日に日本を離れますか?)
I’ll go there. (そこに行くだろう。)

※’llはwillの短縮形。didn’tはdid notの短縮形。

助動詞(auxiliary verb)

黒板に助動詞
助動詞とは、動詞を補助する言葉です。

英語では、「auxiliary verb」”オーグズィリァリィ”と発音し、辞書の表記は「aux.」です。

助動詞の文中の位置は動詞の直前です。
※疑問文の場合は、文頭に置き(助動詞 + 主語 + 動詞 〜?)の形になります。

動詞に、〜できる(can)、〜するつもりだ(will)、〜すべきだ(should)など助動詞の意味を付け加えます。

e.g.
can do(することができる。), can go(行くことができる。), can make(作ることができる。), etc.

will do(未来するつもりだ。), will go(未来行くつもりだ。), will make(未来作るつもりだ。), etc.

should do(するべきだ。), should go(行くべきだ。), should make(作るべきだ。), etc.

主な助動詞
can (〜できる。)
could (〜できた。[canの過去形])&(〜できるだろう[canの未来形の仮定の意味])
※前後の文によって過去と未来のどちらかの意味として使う。

shall (〜になる[確信している未来形]。/ 〜しませんか?[丁寧に相手を誘う])
be going to (90%〜します。[既に決めている未来形])
will (80%〜するだろう。[その場で決めた意志の未来形])強い意志の意味を持つ。)
would (〜していただろう。[willその場で決める強い意志の過去形])&(〜しているだろう[willの仮定の意味])
※前後の文によって過去と未来のどちらかの意味として使う。
won’t (〜しないだろう。[will notの短縮形])

must (100%〜しなければならない[規則]。/ 〜に違いない。)
had better (90%〜した方が良いしないと良くない結果が起こる。)
need to (80%〜する必要がある。)
have to (70%〜しなければならない。)
should (〜60%するべきです。)

may (〜しても良い[許可]。/ 〜かもしれない。)
might (〜かもしれない。) アメリカは、mayよりmightを好んで使う。

used to (以前〜でした。), etc.

※could とwouldは、過去と未来両方に使うことができ、一筋縄では、説明しきれない複雑な助動詞なので、追々説明していきます。

助動詞の例文
I can do that. (それできるよ。)
Can we be friends? (私達友達になれる?)
I couldn’t get my that ticket. (そのチケット取れなかった。)
I have to pee. (おしっこ行かなきゃ。)
Do you need to get your passport? (パスポートを取る必要あるの?)
Where should I go? (どこに行けばいいですか?)
It might be late. (もう手遅れかも。)
I used to live in Tokyo. (以前は東京に住んでいました。)

形容詞 (adjective)

黒板に形容詞
形容詞とは、名詞を修飾する言葉です。
修飾とは性質や状態などの意味を詳しく説明すること。

英語では、「adjective」”アヂィクティヴ”と発音し、辞書の表記は「adj.」です。

簡単な覚え方は、日本語で語尾が「」「」の言葉が形容詞です。

赤い、小さい(な)、かっこいい、遠い、新しい、酷いなどです。

形容詞の例
tall(背など建物が高い), beautiful(美しい), ugly(醜い), happy(楽しい), slow(ゆっくり), easy(簡単な), difficult(難しい) big(大きい), mean(意地が悪い), etc.

形容詞の文中の位置は、主に補語Cとして第2、5文型で使われるか、名詞を修飾する位置、名詞の直前で使います。

※詳しくは、「【すぐわかる】英語の5文型」ページの第2文型第5文型をご参照ください。

第2分型の形容詞の位置 例文
He is tall. (彼は背が高い。)
She is beautiful. (彼女は美しい。)
The dog is big. (その犬は大きいよ。)
That’s mean. (それはひどい。)

第5分型の形容詞の位置 例文
I know him kind. (彼がやさしいのを知っている。)
She bought a book difficult.(彼女は難しい本を買った。)

名詞を修飾する形容詞の位置 例
big building(大きい建物), difficult problem(難しい問題), easy question(簡単な問題)
, etc.

上記の様に形容詞もとてもよく使う品詞なので重要です。

副詞 (adverb)

黒板に副詞
副詞とは、形容詞が修飾する名詞以外、全ての品詞を修飾する言葉です。
修飾とは性質や状態などの意味を詳しく説明すること。

英語では、「adverb」”アドヴァーブ”と発音し、辞書の表記は「adv.」です。

副詞の覚え方は、「時間」、「場所」、「頻度」、「程度」を表す言葉と日本語で語尾が「」で終わる言葉です。

形容詞の語尾に「ly」を付けて副詞を作る接尾辞「ly」で語尾が終わるものが多いのも特徴です。

場所/時間を表す副詞の例
here(ここ), there(そこ), outside(外で), everywhere(あらゆるところで), abroad(海外で), tomorrow(明日), yesterday(昨日), today(今日), now(今), before(以前に), etc.

頻度を表す副詞の例
always(いつも), often (たびたび), usually(たいてい), sometimes(時々), seldom(フォーマル/めったに), rarely(口語/めったに), just(ちょうど今), only(〜だけ), etc.

程度/様態を表す副詞の例
very(たいへん), so(とても), too(〜すぎる), already(もうすでに), never(決して), ever(これまでに), slowly(ゆっくり), fast(速く), hard(熱心に), etc.

語尾が「に」で終わる副詞
easily(簡単に), seriously(真剣に), immediately(即座に), actually(本当に), absolutely(完全に), enough(十分に), finally(最終的に), etc.

副詞の基本的な文中の位置は、修飾する品詞の直前(主に頻度を表す副詞)、それ以外は文頭、文末です。

副詞の文中の位置が、「修飾する品詞の直前」わかりにくいですが、下記の3パターンだけです。

・be動詞の場合
be動詞の直後の品詞(主語とnotは除く)を修飾するため、be動詞の直後に副詞を置く。
(例) I’m 副詞 〜., I’m not 副詞 〜., Are you 副詞 〜.

・一般動詞の場合
一般動詞を修飾するため、その一般動詞の直前に副詞を置く。

・現在完了形の場合
be動詞、一般動詞共に、have(主語とnotは除く)と過去分詞の間に副詞を置く。

※下記副詞の例文も参照してみてください。

要は、副詞の文中の位置は、文頭、文末か上記の3パターンなので、全部で5パターンです。

副詞の例文
I was there yesterday. (昨日そこにはいた。)
I’m not always there. (いつもはそこにはいない。)
Are you usually here? (あなたはたいていここにいるの?)
I sometimes drink. (私はときどきお酒を飲みます。)
I don’t often go there. (頻繁にはそこに行かない。)
I already told you that before. (以前もうすでに君に伝えたよ。)
I’ve never been there. (そこには一度も行ったことがない。)
※neverがある文は否定形になります。
Have you ever seen this movie? (今までにこの映画見たことある?)
Finally, I got a Mac book pro. (ついにマックブックプロ手に入れた。)

前置詞 (preposition)

黒板に前置詞
前置詞とは、時間や場所、状態などの名詞の直前に置き、意味を補う言葉です。

英語では、「preposition」”プレポジション”と発音し、辞書の表記は「prep.」です。

前置詞の意味は、イメージで覚えるようにしましょう。

代表的な前置詞
・at (〜に/〜で)
場所や時間を「1つの点」で表すイメージです。

・on (〜の上に/〜に/〜について)
何かと「接触」しているイメージです。

※日付や曜日にも使います。
※ビジネス英語ではabout (〜について)よりon(〜について)をよく使います。

・in (〜の中に/〜の内に)
何かが、「内部」にあるイメージです。

・to (〜へ)
ある地点から違う場所や状況へ1つの「到達点」のイメージです。

・for (〜のために/〜を求めて/〜の間/〜行きの)
何かの「目的」というイメージです。

※電車の「〜行き」の意味は「to 〜」と思うかもしれませんが、到達点の「to」では1つの到達点に限定されるので、複数の地点に停車する電車などでは「for 〜」を使って「〜行き」となります。

・from (〜から)
どこから、いつから「出発点・起点」のイメージです。

・of (〜の/はっきり1つのこと〜だけについて)
単語と単語を「繋げる、橋渡し」するイメージです。

※ofもabout(〜について)のように使い方をしますが、この場合のofは、はっきりと1つの〜だけについて、という意味になります。
I’m think of him.私は彼について考えている。(はっきりと1つの彼だけについて)
I’m think about him.私は、彼について考えている。(周囲を含めて彼について)
※「漠然」とターゲットの周囲を含める 〜についてという意味。

・about (およそ/周囲を含めて〜について)
およその意味からわかるように、「漠然」とターゲットの周囲を含めるイメージです。

・with (〜と一緒に/〜機能付きの)
誰かや何かと「一緒」というイメージです。

※機械などの〜機能付きもwithを使います。

・by (〜を使って/〜まで/〜のそばに/〜によって/〜ごとに/〜を通って/〜経由で)
何かと「近接・方法」のイメージです。

※byは数多くの意味を持っていますが、主な用法は、すぐそばに(近接)/~で(方法)/~によって(動作主)の3つです。

前置詞のかたまり(前置詞 + 〜)の文中の位置は、基本的には、文末に置きます。

※前置詞の中でも、特に場所、時を表す前置詞のかたまりは、「場所」、「時間」、「日付」の順番で一番最後(文末)に置きます。(例外もあります。)

前置詞の例文
This is for you. (これ、あなたのために。)
I came here by a taxi. (タクシーでここまで来ました。)
We are going to meet at IT tower on 25th January at 10 am. (私たちは1月25日の午前10時にITタワーで会う予定です。)
The next meeting will be held in our meeting room 2 on next Friday from 2 pm to 4pm. (次のミーティングは来週金曜日の午後2時から4時までミーティングルーム2開催されます。)

接続詞 (conjunction)

黒板に接続詞
接続詞とは、単語と単語や文と文を繋ぐ言葉です。

英語では、「conjunction」”コンジャンクション”と発音し、辞書の表記は「con.」です。

接続詞の例
・and (〜と〜)
・or (〜か〜)
・but (しかし)
・so (だから)
・because (〜なので)

間投詞 (interjection)

黒板に間投詞
間投詞とは、驚きや喜び、悲しみなどの感情を表す言葉です。

英語では、「interjection」”インタージェクション”と発音し、辞書の表記は「int.」です。

日本語では、「あっ」、「やあ」、「うわ」、「おい」、「ちっ」などが間投詞です。

間投詞の例
・aha (へえ〜)
相手の発言を理解したあいづち表現。
(カジュアルな言い方なので、年配の方や上司に使うのは失礼です。)

・oh (あっ)
驚きを表した表現。

・well (ええと…)
何かを考える時の表現。
その他、話を再開する時のwell, 話終える時のwell, 自分の発言を強調する時、相手の発言に不賛成の時、発言に自信のない時、相手の発言に驚いた時、ガッカリの状況を受け入れる時、驚いた時(well well well)、相手に説明を求める時、nativeはこの「well」を多用します。

・ouch (痛っ、あいた〜)
突然の痛みや出来事に発する表現。

まとめ

このように英語には、10種類の品詞があります。

しかし、100%完璧に覚える必要はありません。

日本語と同じ様に言語は、会話の中で覚えていくものです。

私たち日本人も日本語の品詞のことを100%理解してなくても話せる様に、英語圏のネイティブ達も英語の品詞のことを100%理解してなくて話せています。

100%品詞のことを理解しているのは、日本語の先生、英語の先生ぐらいでしょう。

英語圏のネイティブ達は、be動詞の存在すら知らなかったりします。

ただ、文法なので要点は、必ず押さえておきましょう。

加算名詞だから不加算名詞だからとか間違えていてもいいんです、英文法の細かいところの粗探しなんてどうでもいいんです
(実際、意味さえ伝わっていれば良いわけですから。)

恥ずかしがらずに、失敗を恐れないで、英語をどんどん積極的に喋ってください。

大事なのは、どんどん話してリアルな会話の中から一つずつ学んでいくことが大事です。

そこから学ぶことはかなり大きいです!

さあ、次は「Chapter 3【すぐわかる】英語の5文型」を学んで実践で会話に挑戦してみましょう!!

オンラインイングリッシュで.comは、「Chapter 1【すぐわかる】英語の発音と発音記号マスター」~「Chapter 9【すぐわかる】英語 不定詞」を基礎英文法としてご紹介しています。

英語をマスターするためには、リスニングやスピーキングの練習が欠かせません。

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