【誰でもできる】英語の勉強を大人・初心者から

黒板にtry something new

誰でも大人になってからでも英語は、話せるようになります。

英語のレベルによって話せるようになるまでの期間は異なりますが、日常英会話レベルであれば意外と短期間で話せるようになります。

英会話のレベルは、大きく分けて3つあります。


・日常英会話レベル(TOEIC470点以上730点未満)

日常生活の範囲でコミュニケーションが取れる。
多少のミスはあるものの基本的に文法、構文が使いこなる。
語彙の不足はあるが、相手と意思疎通ができる。


・ビジネス英会話レベル(TOEIC730点以上860点未満)

通常の会話は完全に理解できる。
専門分野においての語彙力があり、業務上支障のない会話ができる。
文法、構文がほぼ完璧に使いこなせ、多少のミスがあるものの意思疎通を妨げるほどのミスはしない。


・Non-Nativeレベル(TOEIC860点以上)

ネイティブレベルには、一歩達していないものの語彙、文法、構文を完璧に把握し、流暢に会話できる。
(私たちからすれば、日本語をほぼ完璧に話せる外人です。)

まず、英語初心者が目指すべき目標は、日常英会話レベルのマスターです。

英語が得意科目だったという人などは、半年程度で日常英会話は話せるようになった!なんてことも聞きます。

個人差もありますが、日常英会話レベルのマスターまでは、平均1〜3年程度かかります。

実は、私たち日本人は高校卒業している人であれば、すでに日常英会話で必要なことをほぼ全て学校で習っているのです。

日常英会話レベルで必要とする英単語は約2000〜3000語が目安です。

その中でも日常英会話で使われる英単語の90%は、700語程度と言われています。

私たち日本人は、中学卒業時点で約1500語、高校卒業時点で約3000語の英単語を習っています。

すでに日常英会話レベルで必要なボキャブラリー(語彙)や英文法は、習っているのです。

では、なぜ我々日本人が、英語を話せないか?

原因は、以下の3つです。

1. 中学高校で習ってきた英単語と英文法をしっかりと正確に覚えていない。
2. 伝える内容を日本語文から英語文にしようとする。
3. 英会話の実戦での経験が少な過ぎる。

このたった3つの原因を解決するだけで、日常英会話レベルはできるようになります。

ここからは、スタートラインの日常英会話マスターにターゲットを絞ってお話ししていきます。

日常英会話は、英語の基礎、土台となる部分なのでとても重要です。

この英語の基礎、土台ができてないまま、英語を学んで行っても行き詰まることが多々出てきます。

しっかりと日常英会話をマスターしましょう。

それでは、上記の日本人が英語を話せない原因3つの解決方法 =  日常英会話マスター方法  について説明していきます。

矢印にHOW?文字

日常英会話マスター方法

3つのおさらい勉強

日本人が英語を話せない原因3つ中の1番目-解決方法です。

1. 中学高校で習ってきた英単語と英文法をしっかりと正確に覚えていない。

ブロックでREVIEW

中学高校で習った英単語と英文法をもう一度、おさらい勉強します。

特に、中学校で習ってきた英単語と英文法は、英語を話す上で核となる重要な部分です。

しっかりと正確、確実に覚え直してください。

おさらい勉強するところは、下記のおさらい勉強-その1 〜 おさらい勉強-その3 です。

個人差はありますが、1ヶ月〜3ヶ月間程度のおさらい勉強です。

おさらい勉強-その1
基礎英文法を復習して完璧にする

基礎英文法は、話すときの英文を組み立てる土台となる部分なので、完璧にマスターしましょう。

基礎英文法について詳しくは、

上部メニューバー「英文法」内

Chapter 1【すぐわかる】英語の発音と発音記号マスター

Chapter 9【すぐわかる】英語 不定詞

9つの基礎英文法をご紹介しています。

こちらを参考に一つずつ確実に全てマスターして下さい。

英語の土台となる基礎英文法を完璧に覚える事、それ以上の英文法も覚えた方が良いが、理屈っぽくなるのであまりこだわりすぎない方が良い。

おさらい勉強-その2
基本動詞を完璧に覚える

基本動詞を甘くみている人が多いです。

みなさん基礎動詞を知っていて、英単語のスペルも覚えていると思います。

基本動詞は、一番頻繁に使われる英単語で、一つのだけの意味ではなく、複数の意味を持っています。

普段使わないような英単語をたくさん覚えたところで、基本動詞をマスターしてなければ本末転倒です。

まずは、基本動詞の複数の意味をしっかりと覚えて、会話の中で簡単に使いまわせるようになりましょう。

基本動詞について詳しくは、

【have意味と使い方】haveひとつでこんなに話せる!
【get意味と使い方】get ひとつでこんなに話せる!
【take意味と使い方】take ひとつでこんなに話せる!

3つの基本動詞をご紹介しています。

こちらを参考に一つずつ確実に基本動詞の意味を覚えて下さい。

[have, get, take] が基本動詞の中でも特に重要な動詞なので、しっかりと全ての意味をマスターしましょう。

おさらい勉強-その3
基本英単語を音読でおさらいする

新しい英単語を覚えていくことももちろん大切ですが、ここでやるべきことは、

既に覚えている英単語を間違った読み方で覚えていないか?とその意味の確認です。

日本人は、英単語の読みをローマ字読みで覚えて、間違った読み方で英単語を覚えている人が多いです。

英単語の読みを間違って覚えているということは、その英単語が聞き取れず、その後の続く英単語までも聞き取れなくなってしまいます。

基礎英文法や基本動詞のように一つ一つ完璧に覚える必要はありませんが、基本英単語をもう一度、サラッと音読でおさらいしましょう。

※音読勉強法と日常英会話レベルで必要な基本英単語について詳しくは、シャドーイング(音読)勉強法を参考に音読でおさらいして下さい。

音読は、暗記する勉強法の中でも、最も効果のある勉強法です。

まして、英会話となるととっさに聞き取り、とっさに話さなければなりません。

答案用紙の答えのように考える時間はありません。

日本語のように、パッと反射的に英単語が口から出るようにする上でも、音読は効果的です。

・英単語のスペルより読み発音で覚える。

・新たに難しい英単語を覚えるより、まず基本英単語を確実にする。

英語脳を作る

日本人が英語を話せない原因3つ中の2番目-解決方法です。

2. 伝える内容を日本語文から英語文にしようとする。

地球にMIND文字

英語に対するマインドを変えて下さい!

詳しくは、【英語初心者必見!】英語を話せるようになるには?2つのコツ!ページをご参考に英語に対するマインドを変えて下さい。

上部メニューバー「英語とは」ページをご覧頂ければ、お分かりになると思いますが、フランスやドイツなどEU諸国の言語は、英語と兄弟または親戚関係にあり、文法や語順(文型)が似ていたり、単語自体が似ていたり(全く同じ単語も多くあります)する為、英単語さえ覚えれば、母国語文から英語文にして話せるようになります。

ですが、日本語の場合は、英語となんの関係もなくできた言語なので、英単語だけ覚えても文法や語順(文型)が違う為、話せるようにはなりません。

それゆえに、私たち日本人は英語が苦手なのです。

日本語と英語は、語源が全く違う言語です。

英語は英語のルールに素直に従わなければいけません。

日本語のルールで英語に対して「どうして?」などと、あれこれ理屈を考えないで下さい。

日本語のルールは、英語には通用しません。

加え、英語では、日本語であるはずの単語が英語ではなかったり、英文法や語順(文型)の違いから、日本語で伝えたい内容を英語で全く同じには、言えないことが多々あります。

そんな時は、自分の知っている英単語を使って、その伝えたい内容に最も近い内容の英文で伝えましょう。

これも英語のルールに素直に従うということです。

無理やり、日本語文に近づけようと難しい英単語を使って英文を作っても、ネイティブからすると「こいつ頭大丈夫か!?」と怪しまれてしまうのがオチです。

違和感のあるおかしな英文しかできません。

英語のルールに素直に従う英語脳を自分の中に作りましょう。

まず、英文法や語順(文型)をしっかりと覚え、それのルールを頭や口に染み込ませる。

これは英会話の経験を積むことによって、考えずとも会話でパッと英語を話せるようになるということです。

私たち日本人は、日常英会話レベルで必要とする英単語約2000〜3000語をすでに習っています。

すでに、ある程度の日常英会話レベルの英文は作れるのです。

自信を持って、英会話をしましょう!

英会話の最中、知らない英単語をいくら考えたところで出てきません。

自分の知っている英単語で、相手に伝えることができないかを考えましょう。

英会話の経験を積むことによって、徐々に英語脳ができ上がっていきます。

英会話の経験を積む

日本人が英語を話せない原因3つ中の3番目-解決方法です。

3. 英会話の実戦での経験が少な過ぎる。

黒板にLet's try!

英会話の経験を積みましょう。

一番の目的は、英会話のスピードで基本英単語を使いこなして、考えずに瞬時に英語の語順で話せるように、英文法や語順(文型)、基礎英単語を体に染み込ませることです。

それ以外にもメリットは、自分の間違いを指摘してもらえたり、リスニング鍛えられたり、様々なことを教えてもらえることです。

英会話の経験を積むには、英語留学や英会話学校へ行ったり、英語の話せる友達を作ることです。

英語留学や英会話学校は、とても高額な費用が必要となります。

英語の話せる友達は、見つけることが難しいのと、英語を教えてはくれないので英語初心者には、不向きな方法です。

ビデオ通話している女性

一番低費用で良い方法は、オンライン英会話をする事です。

オンライン英会話とは、ビデオ電話通信での英会話レッスンです。

ビデオ電話通信技術が発達した現代のオンライン英会話は、英語教材やテキストチャットなど様々な機能が、1つの画面内、ボタンを押すだけで使えるので、教材の用意や面倒な設定などの必要もなく、スマホ一つで英会話のレッスンを受けることができます。

24時間レッスンあるいは、早朝〜深夜までのレッスンが可能です。

平均月額4〜6千円代で、週数回〜毎日1回の英会話のレッスンが、プロの英語教師から受けられます。
(英語になれることが大事なので毎日1回以上のレッスンをお勧めします。)

時間のない人でも、学校まで通う必要もなく、好きな場所から好きな時間に、英会話レッスンを受けることができます。

会話にている男性二人イラスト

言語は会話なしでは、習得は不可能です。

TOEICなどで良い点数を取ることだけなら、独学で英会話の経験を積まなくともできますが、英語のテストでいくら良い点が取れても、それは読み書きがメインで、とっさに話す、とっさに聞き取る実戦の英会話では、ほぼ通用しません。

自分の幼少期を考えてみて下さい。

あなたは、生まれた時から海外に住んでいて、周りに日本語を話す人が一人もいなく、学校でも日本語を習わずに、独学で今のように日本語が話せるようになれたと思いますか?

独学で英語をマスターするという事は、ボクシングジムにも行かず、誰からも教わらずプロボクサーになったり、スイミングスクールにも行かず、誰からも教わらずに水泳選手になるようなものです。

少しお金はかかりますが、自分への投資だと思い、プロの英語教師から英会話を習いましょう。

オンライン英会話通し英語を習う事が、最良最安で楽しく英語をマスターできる方法です。

ほぼ全てのオンライン英会話で無料体験レッスンができるので、いろいろなところで無料体験レッスンを受けて自分に合ったオンライン英会話をみつけましょう。

自分と相性の合う先生を見つけて、楽しく英語を学んでいくことが一番の近道です。

※オンラインイングリッシュ.comでは、スマホだけ1画面で、レッスン教材の表示、質問の際に使えるチャットメール等できる、独自のレッスンビデオ通信システム持つ、オンライン英会話だけを選りすぐってご紹介しています。(Skype非推奨)

・毎日必ず英語に触れる。

・英会話のスピードで英語の文型作りになれること。
まず、英語の5文型の中でも簡単で土台となる第1文型、第2文型、第3文型の英文を瞬時に作れる様になろう。
その後、複雑な第4文型、第5文型の英文にもチャレンジしよう。
※英語の5文型について詳しくは、「英語の5文型」ページをご参照下さい。

・失敗を恐れずに、間違えてもいいから積極的に話す。

・発音は大事だが、世界各国の英語のアクセントは違うので、あまりこだわり過ぎなくても良い。(ジャパニーズアクセントで良い。)

・分からないところや聴き取れなかった時は、躊躇しないで必ず尋ねる。

・レッスン前後の予習と復習をすること。

やってはいけない勉強法

NO標識

独学で勉強する

独学英語習得が良くない理由

・インプットだけでアウトプットができない。
・間違った発音で単語を覚えてしまう。
・モチベーションの維持が難しく長期継続できない。
・日本語で理屈を考えてしまう。
・間違いに気づけない。
・英語を肌で感じない為、英語脳になれない。

英会話は、瞬時に相手の会話を聞き取り、瞬時に自分の言いたいことを話さなければいけません。

これは、実践の英会話の中でしかできません。

テストのように、時間をかけて問題を回答するのとは、訳が違います。

聞き流しの英会話教材で勉強する

聞き流し英会話教材がよくない理由

・いくら聞いたところで、魔法のように、いつか聴こえるようにはならない。
・知らない英単語は、いくら聞いても、ただの雑音にしか聞こえない。
・スピードが速すぎて、初心者向きではない。
・効果が上がらず、楽しくもないので、挫折しやすい。

聞き流しの英語教材の宣伝では、「CDを聞くだけで英語が話せるようになる」、「聞き続けたら、ある日突然英語がわかるようになった」などといったキャッチコピーが多くみられます。

しかし、このような教材は英語の語彙力が豊富にあり、基礎が出来ている人への教材であり、英語初心者にとっては難しい勉強法です。

まとめ

細かくお話ししてきましたが、要は、すでに義務教育で習った英語のおさらい勉強(1ヶ月〜3ヶ月程度)と英会話をして英語に慣れる(英語脳を作る)ことだけです。

ただ、覚えただけでは、テストで問題は解けても、とっさに反応しないといけない英会話だと通用しません。

日本語とは、語順も真逆で、全く別物の英語に、実践の英会話の中で慣れる(英語脳を作る)トレーニングが必要です。

このトレーニングを多くの人は、簡単に考えて飛ばしてしまいます。

日常英会話レベルで必要な英文法や語順(文型)、英単語を体に染み込ませ、反射的に英語に対応できるようになりましょう。

これが英語の土台となり、あとは、ビジネス英会話 ➡︎ Non-Nativeレベルの英単語を覚えれば、次のステップのビジネス英会話 ➡︎ Non-Nativeレベルの英語を習得することも夢ではありません。

急に、ビジネス英会話やNon-Nativeレベルの英語から学ぼうとすると、土台となる日常英会話をマスターしていないので、英語がとてつもなく難しくなり挫折します。

まずは、土台となる日常英会話をマスターして、ビジネス英会話 ➡︎ Non-Nativeレベルの英語を学びましょう。

世界地図にThink global文字

ビジネス英会話やNon-Nativeレベルまでの英語の習得は、時間がかかると思いますが、

日常英会話レベルの英語は、学校を卒業している日本人であれば、誰でも短期間で話せるようになるので、みなさんもったいない事をしているなと思います。

世界中の人々とコミニュケーションを取ることができる日常英会話レベルまでの英語は、絶対にマスターしておきたいところです。

今や日本経済は、頭打ちここから発展して行くには、グローバル化が必須と言われています。

今後、益々日本人の英語需要が高まることは間違いありません。

その他にも、英語に関する情報を下のリンクボタンからご覧いただけますので、気になるページがあれば是非ご覧ください。

See you again.